ふまねっと運動体験(女性部)

認知症講座『ふまねっと運動」

日 時   令和4年11月28日 13時30分

会 場   まちづくり館多目的研修室

参加者人数  40名(役員含む)

ふまねっと運動は、2004年(平成16年)に北海道釧路市で誕生しました。当時北海道教育大学釧路校の准教授だった北澤一利理事長が、学生たちと一緒に、地域住民向けの健康教室を行うというボランティア活動をしていました。この健康教室ではラダーという縄ばしごを床に敷いて歩く運動をしていました。
参加者がラダーを踏みながら歩いていることに気づき、「ラダーを踏まないように歩いてください」と注意しました。ところ参加者のみなさんはラダーを踏みながら歩き続けていました。この様子を見た北澤理事長は、「高齢になると、自分で認識している体の動きと実際の体の動きに差が生じるのではないか、この差が高齢者の転倒の原因になっているのではないか」と考え、この出来事がきっかけとなり、あみを踏まないように注意して歩くことで、バランスの改善や認知機能の改善を目指すふまねっと運動の構想ができ「踏まないように歩くネット」から「ふまねっと」という名前がつけられた。

ふまねっと運動は、約50㎝四方のマス目でできた大きな「あみ」を床に敷き、その「あみ」を踏まないように、ゆっくり慎重に歩く運動です。
最初に、これから歩くステップを覚えます。ステップを覚えたら、ふまねっとの上を「ステップを間違えないように」、「あみを踏まないように」、「ゆっくり」歩きます。
ステップができたら、今度はステップに手拍子を加えます。
これらの動作によってバランスが改善され、脳が活発に動き、そして歩行時のふらつきや認知機能の改善につながると考えられている運動です

『おうちでふまねっと』

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です